Pew Internetは米国時間10月14日、米国の成人約3000人を対象としたガジェットの所有実態に関する調査結果を発表した。これによると、最も所有率が高いガジェットは携帯電話で、全体の85%が所有しており、18〜29歳では96%という高い数値を示し、65歳以上でも58%となっている。
2番目に多いのはコンピュータで、調査対象者の76%が所有していた。ノートPCの割合は2006年の初めの30%から52%に伸び、デスクトップPCの割合は68%から59%に低下している。所有率の大きな伸びを示したのはMP3プレーヤーで、2005年初めには11%であったが、今回は47%という結果になった。ゲーム機を所有している人は42%だった。タブレットや電子書籍端末を所有している人は増えつつあるものの、全体から見るとまだわずかであり、所有者の特徴としては大卒者で年収が7万5000ドル以上の人が多いという。
この調査では、全体の78%が、調査対象となった7種類のガジェットのうち2種類以上を所有していた。ただし年齢によってばらつきがあり、65歳以上に限った場合は1種類、55〜64歳では2種類、45歳以下では4種類となっている。同調査は、Pew Internetが2010年8月9日から9月13日にかけて、米国の18歳以上の成人3001人を対象に実施したもの。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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