ビジュアル情報管理ソフト「MindManager 9」発売--ガントチャート機能を標準装備

柴田克己(編集部)2010年10月07日 17時45分
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 マインドジェットは10月7日、ビジュアル情報管理ソフトウェアの最新版「MindManager Version 9日本語版」を発売した。

 MindManagerは、いわゆる「マインドマップ」のような視覚的な表現法を用いて、ブレーンストーミング、アイデアの整理、情報の管理、プロジェクトを遂行する上での各種のタスク管理までをサポートするソフトウェア。ある仕事に関連するすべての情報を1枚のマップとして表現することで、情報へのアクセスや関係者間での共有を容易にし、生産性を向上できるとしている。

 単純なマップの描画にとどまらず、ビジネスユーザーが企業内で利用することを前提とした機能群や、Microsoft Officeアプリケーションとの連携が容易な点が特徴で、最新版でもその流れに沿った機能強化が行われている。

 新バージョンでは、従来オプション機能として提供されていた「ガントチャートビュー」が標準搭載された点がアピールポイントとなる。マップ上で完了日時を設定した「タスク」をガントチャートの形式で一覧できるようになった。あるタスクと他のタスクとの依存関係といった「仕事の全体像」と、ガントチャートによる「時間軸」を同時に参照できるようになっており、プロジェクト管理用途での利用がより容易になった。もちろん、データはマップとガントチャートのいずれのビューからでも更新が可能となっている。

ガントチャートビュー 日時を設定したタスクを時間軸で一覧表示する「ガントチャートビュー」が標準で利用できるようになった

 また、PowerPoint、Outlookとの連携機能も強化された。マップ上の特定のトピックや任意の階層レベルをスライド化し、任意の順番でPowerPoint用のプレゼンテーションとして出力できるほか、Outlook内の「仕事」「メール」「メモ」「予定」「連絡先」などのデータにクエリを発行し、マップに対して自動的にリンクすることも可能になっている。このOutlookとの連携機能は「MindManagerのマップをビジネスダッシュボードや、Outlookへのデータ入力フロントエンドとして使うことを可能にするもの」(マインドジェット、チーフエバンジェリストの渡邉安夫氏)という。

 そのほか、マップ上で各タスク遂行に必要な「リソース」を設定しておくことで、ある時点に使用率が高い(もしくは低い)リソースを検索可能な「リソースプランニング」機能が追加されたほか、Office 2010に準じた「バックステージビュー」(ファイル管理)の追加や、起動およびマップ読み込み速度の向上などが行われているという。

Greg Brown氏 Mindjet、ワールドワイド セールス&サービス部門バイスプレジデントのGreg Brown氏

 MindManager Version 9日本語版のライセンス価格は、新規1ユーザーライセンスが4万8299円。アップグレード価格が1万7850円。いずれも、12月31日までの特別価格。

 Mindjet、ワールドワイド セールス&サービス部門バイスプレジデントのGreg Brown氏は、日本で展開している販売戦略として「チャンピオンプログラム」と呼ばれる無料トレーニングの提供や、セールス、サポートを含む日本法人スタッフの増員などを挙げ「MindManagerの企業での利用は着実に増加している。2011年中には、さらに1万人の新規ユーザー獲得を目標としている」とした。

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