Verizon Wirelessがサンフランシスコ「CTIA Fall 2010」で自社のLTE戦略を論じている中、Verizon版「iPhone」のうわさを再燃させる新しい報道が浮上した。
The Wall Street Journal(WSJ)の記事によると、Appleが、CDMA(VerizonやSprintが採用している無線技術方式)に対応したiPhoneの2010年内の量産に向け、準備を始めているという。だとすると、Verizonは2011年の初めにもCDMA版iPhoneの販売が可能になる。
情報筋によると、CDMA版iPhoneは「iPhone 4」と似たデザインになるが、一方でAppleは異なるデザインの第5世代iPhoneについても開発中だという。
こうしたうわさはこれまで何度もあったが、Verizon版iPhoneの可能性について、ここに来てVerizon側が以前よりもやや踏み込んだ発言をしているように見える。
Verizonの社長兼最高執行責任者(COO)であるLowell McAdam氏はCTIAの基調講演で次のように述べた。「こうしたうわさは、根拠のあるなしは別として、数週間おきに出ている。われわれは、いずれ当社(とApple)とのビジネス上の利害は一致すると見ており、さらに言えば、LTEが、iPhoneやタブレットのような機器を(Verizonから)提供するもう1つの大きな理由になると考えている。しかしそのタイミングについて、現時点でお話しできることはない」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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