IBMは米国時間10月5日、「LotusLive」向けの新しいクラウドベースのサービスを発表した。同サービスの目的は、企業における「クラウドコラボレーションサービスの採用を促進」することだという。ユーザーは、このコラボレーションツールにアクセスし、ウェブを介して他者とやりとりすることができる。
IBMの発表によると、今回提供が開始された新しい「LotusLive Collaboration Suite」には、「エンタープライズクラスの電子メール、カレンダー、インスタントメッセージ、ウェブ会議、ファイル共有、ソーシャルネットワーキングサービス」が含まれるという。
また同社は、LotusLiveに「Communities」と呼ばれるコラボレーション機能も追加した。この機能によりユーザーは、重要なデータにタグを付けたり、ファイルを共有したり、プロジェクトを管理したりなど、さまざまな作業が可能となる。この機能は、複数の企業間のフォーラムへのアクセスも提供する。
IBMは企業に対し、1ユーザーあたり1カ月10ドルで、Collaboration Suiteを提供する予定だと述べた。
またIBMは、クラウドベースの「LotusLive Notes」も発表した。こちらは、1ユーザーあたり1カ月5ドルで、電子メール、カレンダー、インスタントメッセージ、およびコンタクト管理を提供する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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