Appleは米国時間9月8日、「iPhone」と「iPod touch」向けの最新ソフトウェア「iOS 4.1」のダウンロード提供を開始した。
同社は、先週開催された毎年恒例の秋の報道向けイベントで、iOS 4.1の提供開始を予告し、その最新機能の概要を紹介した。iPhoneおよびiPod touchの所有者は、iTunesから無料でダウンロードすることができる。
ゲーム、写真、高解像度(HD)ビデオ向け新機能へのアップグレードに加えて、同ソフトウェアではいくつかのバグも同時に修正されている。
Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏が、iOS 4.1で修正すると約束した問題には、偶発的な通話の途切れを引き起こしていた近接センサの問題、「iOS 4.0」を搭載した「iPhone 3G」でのパフォーマンス問題、一部のカーステレオおよびヘッドセットにおけるBluetooth接続の問題(米CNETは「iPhone 4」リリース直後にこの問題を指摘した)、「Nike+iPod」ソフトウェアに関連する問題などがある。
「iOS 4.1」のその他のアップグレードとしては、Wi-Fiを介したHDビデオのアップロード機能、iPhoneまたはiPod touchからのiTunes上のテレビ番組のレンタル、新しいHDR(ハイダイナミックレンジ)写真機能、延期されていた「GameCenter」などがある。
GameCenterは、2010年4月のiOS 4.0の報道向けイベントで発表されたが、iOS 4.0には含まれなかった。GameCenterは、iPhoneおよびiPod touchのユーザーが、自分の端末上で友人を相手にリアルタイムでゲームを楽しむことのできるソーシャルネットワーク機能である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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