ソーシャルアプリやAndroidアプリも対象に--開発コンテスト「Mashup Awards 6」作品応募を開始

岩本有平(編集部)2010年09月08日 17時01分

 リクルートのラボ機関であるメディアテクノロジーラボは9月8日、第6回「Mashup Awards(Mashup Awards 6)」の作品応募受付を開始した。

 Mashup Awardsは、複数のWeb APIを組み合わせて作成した新しいウェブサービスの企画やアイデア、技術を審査、評価するコンテスト。2006年から実施しており、開発者にアイデアを発揮できる場を提供して成長のチャンスを与えることや、業界の活性化、ウェブサービスの発展を目標としている。第1回には56作品だった応募作品も回を重ねるごとに増加。前回のアワードでは、協力企業53社、応募作品は346作品という規模になっている。

 今回は56社がコンテストに協力。179のAPIが提供される。ディー・エヌ・エーやNTTドコモ、ペイパルジャパンなども協力会社として名を連ねており、モバゲータウンやYahoo!モバゲーのプラットフォームを利用した作品やAndroid向けの作品、課金機能を利用する作品なども応募できるようになっている。「前回は346作品もの応募があり、アワードが根付いてきたと思う。開発者からも『年に1回の祭り、甲子園である』といった声も聞く。さまざまなアイデアでいいサービスを作ってほしい」(リクルート メディアテクノロジーラボ 局長の木村稔氏)。今回は400作品の応募を目指す。

 今回、コンテストにあわせてこれまで実施してきた開発者向けセミナーイベント「Mashup Caravan」に加え、日帰り開発合宿「Mashup Camp」を実施する。

 最優秀賞には賞金100万円が提供されるほか、優秀賞や協力企業によるテーマ賞などが用意される。さらに今回は特別審査員賞として、経済評論家の勝間和代氏による「勝間和代の人生戦略賞」、アーティストの広瀬香美氏による「Smile Music Application賞」も用意される。

 作品応募の締め切りは11月8日。その後審査を経て12月4日に最終審査会を実施する予定。応募条件の詳細についてはサイトで公開している。

審査員ら リクルート メディアテクノロジーラボ 局長の木村稔氏(前列中央)や特別審査員の勝間和代氏(2列目中央右)、広瀬香美氏(2列目中央左)、テーマ賞の審査員ら

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