パナソニックのオートモーティブシステムズ社は、ポータブルナビゲーションに、カメラと観光ガイド情報を内蔵したポータブルSDトラベルナビゲーション「旅ナビ」を発表した。家電ルート用「CN-SG500L-T」と、カー用品店ルート用「CN-SG500D-T」の製品を用意する。発売は10月8日。店頭想定価格は5万9800円。
旅ナビは、旅をサポートをするトラベルサポートツールだ。収録された約8万件の観光スポット情報から、旅程を設定、事前にプランニングできるほか、カーナビゲーション、歩行用のナビゲーションとして利用できる。
ガイドブック情報は47都道府県別に収録されており、県別のガイトブックからジャンルを絞り込んでの検索が可能。見つけたスポットには「付箋」を貼り付けられる。ガイドブックデータはオンラインで追加購入ができ、10月配信予定として、「東京情緒食堂」「花の名所・紅葉の名所」などが用意されている。
旅先では、GPSとカメラ機能を使って近くの施設の詳細情報が画面に表示される「何これカメラ」機能を搭載。ディスプレイに写った風景に周辺施設名や地名が重ねて表示される「街並みスコープ」機能も備える。
ボディサイズは高さ92mm×幅152mm×奥行き18.5mmで、重量は249g。5V型の液晶モニタを装備したほか、有効画素200万のデジタルカメラを内蔵する。
記録メディアにはSD/SDHCカードを使用。SDカードスロットは2つ装備する。内蔵リチウムイオン電池で駆動し、省電力モードを使えば最大約6時間の連続使用ができる。
本体にはワンセグチューナも内蔵されており、SDカードへの録画にも対応。デジタルレコーダー「DIGA」、薄型テレビ「ビエラ」で録画した番組をSD動画として持ち出せる「番組持ち出し」機能も備えたほか、MP3/WMAファイルの再生も可能だ。
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