ソニーは7月2日、ポータブルナビゲーションシステム「nav-u」シリーズにおいて、「NV-U76VT/U76V」(U76VT/U76V)の2機種を発表した。FM VICS搭載モデルも用意し、渋滞回避力をアップしているという。8月7日に発売する。店頭想定価格はU76VTが6万円前後、U76Vが5万円前後になる。
いずれも、別売のVICSビーコンユニット「NVA-VB8」に対応したほか、時間帯、土日などの条件に合わせて渋滞を予想して迂回する「渋滞統計情報」を搭載する。
上位機となるU76VTには、渋滞や交通規制などの道路交通情報をリアルタイムで受信するFM VICSに標準対応。取り外しができるケーブルアンテナを採用し、高感度受信を実現するとしている。
ルート探索は、到着、出発日時を指定する「日時指定ルート探索」を実現。渋滞統計情報、ビーコンの情報を考慮して、最適なルートを探索できるという。
また「徒歩モード」での使用を考慮し、電池の持続時間が長くなる「スーパースタミナモード」を採用。通常時は画面をオフにし、画面タッチでオンにすることで、約6.5時間の動作を実現したとしている。
モニタは4.8型のタッチパネル。8Gバイトの内蔵メモリのほか、メモリースティックスロットを装備する。PCや対応のBlu-ray Discレコーダーに接続すれば、メモリースティック デュオに録画コンテンツを転送することも可能だ。
本体サイズは、高さ88.5mm×幅141mm×奥行き17.5mmで、重量は255g。東京スカイツリーなど最新のスポット情報も追加した地図を内蔵する。
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