Diggは米国時間8月31日、2010年4月にJay Adelson氏が辞任してから最高経営責任者(CEO)を務めてきたKevin Rose氏に代わり、Amazonの元幹部Matt Williams氏がCEOに就任することを認めた。
Rose氏はブログ投稿で、「数カ月にわたって後任者を探していたが、Matt Williams氏がDiggのCEOに就任することになった。こうした発表ができることをうれしく思う」と述べた。「ご存知の通り、わたしは適任者が見つかるまでの暫定的なCEOであった。わたしは今後も積極的にプロダクトに関わるつもりだが、日々の事業運営についてはMattに引き継いでいく予定である」(Rose氏)
Williams氏は、自身が創設しCEOを務めていたLiveBid.comがAmazonに買収されてからこれまでの11年間、Amazonに勤務してきた。最後にはAmazonのコンシューマーペイメント担当ゼネラルマネージャーを務めていた。
同氏はDiggのCEOとして、論争を巻き起こしている新しいバージョンのDiggサイトの収束を図る。これについては、Rose氏がブログ投稿で事実として認めている。
Rose氏は、「われわれの新しいプラットフォームのローンチ以来、怒涛の1週間だった」と述べた。「変化を取り入れることは決して容易ではなく、Diggのバージョン4のように、それまでとまったく異なる何かを導入すれば、強い反応を受けることは必至だ。われわれは、Diggを新しい方向へと導く中で、すべての人々からのフィードバックに真剣に耳を傾け、真摯に受け止めている」(Rose氏)
Rose氏は先週、同社が新サイトに対するいくつかの大きな修正と微調整を計画していると述べた。
一方、Williams氏はブログで、Diggの今回の改造の潜在的な可能性を確信していると述べた。「今後も非常に多くの革新が訪れる。ニュース管理において世界最高であるには、われわれが毎日経験している情報の過負荷を解決しなければならない」と述べた。「Diggのチームは、この方向に向けて既に大きく前進しており、今後も前進を続けていく」(Williams氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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