ソニーは8月26日、Blu-rayレコーダーの新モデルとして「BDZ-AX2000」をはじめとする6機種を発表した。約0.5秒の瞬間起動などストレスのない操作環境を提供する。
発売されるのは、フラッグシップモデルの「BDZ-AX2000/1000」、スタンダードモデルの「BDZ-AT900/700/500」、シングルチューナモデルの「BDZ-AT300S」。全機種でブルーレイ3Dの再生ができるほか、Blu-ray Discの新規格「BDXL」に対応する。新世代AVCエンコーダにより、通常のフルハイビジョン録画に比べ11倍の長時間が記録できる長時間録画モードを装備する。
AT300S以外のダブルチューナモデルでは、長時間録画モードによるダブル録画に対応。加えて、ダブル録画中のBDソフト再生、BDへの高速ダビング、追いかけ再生といった操作も可能になり、録画、再生時のマルチタスク性能を向上させたとしている。
また、電源オンから0.5秒で起動する「瞬間起動モード」を装備。このほか最速約6秒で起動する「標準起動モード」、待機時の消費電力を約0.08Wに抑える「低消費待機モード」も用意した。
フラッグシップモデルとなるAX2000/1000には、高画質回路「CREAS Pro」を搭載。長時間モードでの録画時などに発生した階調落ちを再生時に復元する「高階調スムージング」のほか、アニメやCG映像で発生する輪郭周辺のノイズを除去する「新アニメ・CGリマスター」など、高画質をサポートする。
ソニーのBlu-rayレコーダー共通で、録画した番組を別の部屋のテレビで再生できる「ソニールームリンク対応」、スカパー!HDの3D放送を録画できる「スカパー!HD録画」などの機能を内蔵。試験公開中のアプリ「Chan-Toru」を利用すれば、スマートフォンからの番組録画予約や録画済み番組ファイルの整理、気になる番組に関するツイート閲覧などができる。
ソニーでは10月下旬にBDXL規格に準拠した3層のBD-R「BNR3VAPJ4」も発売する。容量は片面3層で100Gバイト。店頭想定価格は5000円前後になるとしている。
Blu-rayレコーダーに合わせて、ブルーレイ3D再生に対応したプレーヤー「BDP-S470」も発表した。発売は9月17日。店頭想定価格は3万5000円前後になる。高さ36mmのスリムボディで、Blu-ray Disc、DVD、CDなどの再生が可能。
USB端子は、USBメモリ内のコンテンツを再生できるほか、別売のUSB無線LANアダプタ「UWA-BR100」にも対応しており、ワイヤレスでネットワークに接続できる。
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