iPadには、ノートPCのように専用のバッグに入れなくても持ち運べるという魅力もある。電源アダプタはケーブルをクルクル巻いてポケットやジャケット、ハンドバッグに入れられるほどコンパクトになっている。また本体のサイズも小ぶりであり、ビジネスプロフェッショナルにとって、特にノートPCといくつかの周辺機器を入れたノートPC専用バッグを苦労して持ち運んでいた人にとっては、身軽さを実感できるはずだ。さらに飛行機内の座席でテーブルに載せて使用する場合、iPadはほとんどのノートPCとは異なり、せせこましい思いをしなくても済む。
また、iPadの取り回しのしやすさを考えた場合、会議室や客先のオフィスに持ち込み、ドキュメントやウェブページを見せるといったビジネス上の機会も多くなるはずだ。
市場には、ほぼすべてのPCメーカーから発売されているウルトラポータブル型のPCがあふれているとはいえ、こういったものは特殊なマシンとして位置付けられることが多く、価格も高めに設定されている。PCメーカーはiPadの成功を真摯に受け止め、ウルトラポータブルという戦略を見直し、より小さく、バッテリ駆動時間のより長い製品をより安い価格で提供することを検討すべきではないだろうか。また、そういった製品上でAndroidといったモバイルOSを稼働させることを検討してみるのもよいだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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