ベル・データは8月19日、低価格のデータ圧縮NASサーバ「BridgeSTOR EX」およびバックアップ用重複排除NASサーバ「BridgeSTOR BU」の出荷を同日より開始した。
ベル・データは、2009年9月よりデータ重複排除技術搭載ストレージアプライアンス製品である「BridgeSTOR」を提供している。今回出荷されるBridgeSTOR EXおよびBridgeSTOR BUは、従来製品と比べて最大3分の2の低価格化を実現したという。
BridgeSTOR EXは、データ圧縮機能に限定することで低価格のNASサーバとして提供される。BridgeSTOR BUは、同梱の重複排除バックアップソフトウェアにより、高速でリアルタイムの重複排除バックアップを実現。CIFS、NFSで接続された異なるバックアップデータの重複も排除可能だという。また、構内や遠隔地へのレプリケーション機能をオプションで搭載可能なため、重複排除後のブロック差分転送を実現するとともに、回線コストの削減と即時性の向上を図れるとしている。
両製品は、ハードウェアとして「IBM System x3620 M3」を、ストレージ管理用OSに「Microsoft Windows Storage Server 2008」をそれぞれ採用している。これにより、高信頼かつ高性能で、高い操作性を兼ね備えたNAS環境を提供するとしている。ハードウェアとしてIBM System xを採用しているため、日本IBMによるワンストップの保守サービスを提供可能という。
税別提供価格は、BridgeSTOR EXが230万円。BridgeSTOR BUが240万円。9月30日までの期間限定で、それぞれ125万円と135万円で提供するキャンペーンも実施している。
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