●マインドマップ デザイン思考の仕事術(PHP研究所)
デザイン思考を生かして、美しいマインドマップを描くことが、よりアイデアを発展させるという体験と実例に基づき、2人のデザインの仕事に携わる著者が、その意義を説く。参考になるカラフルで美しいマインドマップが、カラーで多数掲載されており、読んですぐに自分の描くマインドマップが変わる。一歩進んだマインドマップの活用法を探している人におすすめ。
●「前倒し」仕事術(朝日新聞出版)
出版社に勤務しながら、フリーライターとして執筆の仕事もしている著者が、その生活を20年間続けてこられた秘けつを披露。仕事も大事だが、趣味の時間も大事にしたいというのが人の本音だろう。しかし、やらなければいけない仕事に押しつぶされそうな気持ちのままでは趣味は楽しめない。そのため、「前倒し」で仕事を片付けてしまうという。小さな事の積み重ねが大きな成果を生む。
●20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学 集中講義(阪急コミュニケーションズ)
いつも決まった場所から決まった風景を見るのは、面倒がなくて心地よい。しかしその思い込みが時に人を縛り、自由な発想から遠ざける原因になってしまっている。そのことに気づかせてくれる言葉が本書には満載だ。何か問題にぶつかって、解決策が見いだせないのならば、別の視点から問題を見る良いきっかけになるかもしれない。
●成果を生む人が実行している朝9時前のルール(大和書房)
誰でも平等に持っている1日24時間という時間。もし、時間をムダにしていると感じているなら、少しだけ早起きして、仕事が始まるまでに、違うことをしてみよう。本書に載っているアイデアを取り入れて、ほんの少し行動を変えるだけで、時間の使い方が大きく変わるはずだ。日の出が早い夏は、朝を活用する習慣づけにちょうど良い季節だ。
●できるポケット+Evernote(インプレスジャパン)
日本語の文字認識サービスも始まり、押しも押されもせぬクリッピングサービスとなったEvernote。ただ人によって使い方が千差万別なため、便利そうではあるけれど一体どこが便利なのか、どんな事に使えるのか、よくわからない人が多いのも事実だ。無料で使えるため、本書のような初心者向けの解説書を参考に使い始めてみてはどうだろうか。
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