ノベルは8月6日、ワークロード分析ツールの「PlateSpin Recon」が、日本IBMのx86サーバ統合ならびに仮想化環境導入前のアセスメントに活用されることを発表した。日本IBMでは、PlateSpin Reconで収集したユーザーの既存サーバ環境のデータを活用し、IBMのx86サーバー「IBM System x」への最適な統合計画を提案するとしている。
PlateSpin Reconは、既存サーバのインベントリ情報とリソース使用状況を自動で収集、分析することで、顧客環境に合った最適な物理および仮想サーバ統合プランを作成する。Windows、Linux、Solarisなどの主要OS、またVMware、Xen、Hyper-Vなどの主要な仮想プラットフォームに対応し、物理/仮想を問わず、最大1万台のサーバ情報を自動で収集。基本的なインベントリ情報だけでなく、CPU、メモリ、ディスク、ネットワークカードにいたるまで、使用率などのリソース状況を測定し、新たな環境での物理/仮想マシンの最適な配置シナリオを自動的に作成する。精緻なデータを扱える高い機能と、上記のマルチOSおよびマルチベンダ対応機能によって、ユーザーの混合サーバ環境でのデータ測定ニーズに柔軟に応えるとしている。
ノベルは今後、日本IBMとの協力体制のもと、日本IBMのビジネスパートナーに向けに、PlateSpin Reconの紹介セミナーや技術者トレーニングを行う。また、日本IBMと共同で、ビジネスパートナーによるアセスメント実施時のテクニカルサポートなどを提供していく予定だとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」