京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は8月5日、インテグレーションを柱としたクラウドソリューションの新ブランド「GreenOffice Platform」を発表した。
GreenOffice Platformでは、既存のクラウドサービスに新規サービスを加え、「クライアント」「プラットフォーム」「ネットワーク」「セキュリティ」「インテグレーション」の5つのカテゴリに再編して提供する。新規サービスとしては、クライアントカテゴリの「仮想デスクトップ」、プラットフォームカテゴリにおける「オンデマンドサーバ、ストレージ、ロードバランサ」の機能拡張版、セキュリティカテゴリの「Webアプリケーションファイアウォール」、インテグレーションカテゴリの「アセスメント」の4つが挙げられており、今秋をめどに順次提供を開始するという。
また、単なるITリソース提供だけでなく、クラウドコンピューティング導入におけるアセスメント・計画・設計・運用・効果測定までを含めた、すべてのプロセスをサポートする体制をとる点が特長という。KCCSでは、「GreenOffice Platformは、柔軟性と俊敏性の高いサービスをリーズナブルなコストでご提供することで、ユーザーのビジネスを強力に支援する」と説明している。GreenOffice Platformの各サービスは、KCCSのデータセンターから提供される。ユーザー専用のプライベートクラウド構築や、ID連携をベースとしたクラウド間連携のインテグレーションサービスなどにも対応するという。
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