パナソニックは7月30日、デジタルカメラLUMIXシリーズにおいて、3.0型タッチパネル液晶とAVCHD動画を搭載した「LUMIX DMC-FX700」(FX700)、タッチ操作が可能な3.0型液晶モニタや1410万画素CCD、光学4倍ズームレンズを搭載した「LUMIX DMC-FP3」(FP3)、大型・高感度CCDセンサを搭載した「LUMIX DMC-LX5」(LX5)、11コマ/秒高速連写やAVCHD動画を搭載した高倍率ズームデジタルカメラ「LUMIX DMC-FZ100」(FZ100)の計4モデルを発表した。いずれも8月20日に発売する。
FX700は、1920×1080ピクセルでのフルHD動画を記録、再生するAVCHD動画を搭載。動画撮影中でも静止画の同時撮影が可能だ。
3.0型タッチパネル液晶の任意の場所をタッチすることでズームを連続動作させる「タッチでズーム」や、シャッターをレリーズする「タッチでシャッター」機能、AFエリアをダイレクトに移動させる「タッチでオートフォーカス」などの撮影機能を備える。動画撮影中にズームレバー音が入らないなど、動画中の音声にも配慮したという。
また、新開発の高速読み出し対応1410万画素MOSセンサを搭載。「おまかせ連写」機能により、カメラが自動で被写体の動く速さを認識して最適な連写スピードを設定する。
本体カラーはエクストラブラックとピュアピンクゴールド、ジュネスシルバー、シェルホワイトの4色を用意。店頭想定価格は4万円前後になる。
FP3は、タッチパネル式の3.0型液晶と光学式手ブレ補正機能を搭載した4倍ズームモデル。薄さ18.6mm(レンズカバー除く奥行は16.4mm)のスリムデザインを採用する。カメラが撮影状況にあったシーンを自動で判別、設定する「おまかせiA」を搭載し、簡単操作も実現した。
本体カラーは、ゴールドとレッドの2色展開。加えてウォルト・ディズニーとのライセンスに基づくディズニーモデルをそろえる。ディズニーモデルは、外観デザインだけでなく、オリジナルフォトフレームやフォーカスアイコンが選択できる。店頭想定価格は2万5000円前後。
LX5は新開発の1/1.63型CCDセンサを搭載した高感度デジカメ。常用ISO800の高感度時のノイズも抑え、高画質撮影を実現したとしている。レンズには、新開発LEICA DC VARIO-SUMMICRONレンズを採用。従来モデルの広角24mm/F2.0をそのままに、ズーム領域を24mmから90mmの3.8倍ズームに拡大させた。
外付けライブビューファインダにも対応する。1280×720ピクセルのHD記録に対応したAVCHD Lite動画撮影機能も搭載している。本体カラーはブラックのみ。店頭想定価格は6万円前後になる。
高倍率ズームデジタルカメラのFZ100は、AVCHD動画と新開発のMOSセンサの搭載により、フルHD動画撮影を可能にした。メカシャッターで世界最速という11コマ/秒の高速連写機能、また220fpsのハイスピードムービー機能を搭載したことにより、野鳥やスポーツなど肉眼では捉えられない速い動きが撮影できるという。
広角25mmからの光学24倍ズームレンズ LEICA DC VARIO-ELMARITレンズを搭載。あわせて「超解像技術」を用いた「iAズーム」機能を使用することにより、画質をほとんど劣化させず32倍までのズームが可能としている。
さらに、センサの使用領域を変えることにより、焦点距離を望遠側にシフトしてズームの最大倍率をアップさせる「EX光学ズーム」も搭載。設定時に記録画素数を落とせば広角端から望遠端まで解像度劣化のない最大50.6倍のズーム倍率を実現する。本体カラーはブラックのみ。店頭想定価格は6万5000円前後になる。
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