カールツァイス製アイウェア「cinemizer plus」が日本で本格販売へ

加納恵(編集部)2010年07月30日 12時21分

 シネックスは、カールツァイス製のアイウェア「cinemizer plus」を日本国内で本格展開すると発表した。3D再生に対応する。価格は5万4800円。

 cinemizer plusは、メガネ型の映像再生装置で、約1.8m先に45インチ程度の大画面を視聴できるという製品だ。iPhone、iPod用のコネクタを同梱し、メモリ内に取り込んだ映像コンテンツの視聴が可能。このほか、cinemizerの専用ケーブルとコンポジット端子を接続することでAV機器や、中継コネクタを利用することでゲーム機などとも接続できる。

 3D再生は、サイド・バイ・サイド方式で記録された映像であれば対応する。解像度は右目左目それぞれ640×480ピクセル。ピント調整機能も備える。バッテリは充電式で、USB接続による充電に対応。フル充電時で約4時間の使用が可能だ。

 輸入代理を務めるシネックスは、2010年春に120台を輸入し、テスト販売したとのこと。その際の反響が大きく、今回の本格販売へと結び付いたとしている。オンラインショップのみだった販売ルートも今後は量販店などに拡大する予定だ。

 本体重量は115g。装着時に鼻にかかる重量は75g未満としており、人間工学的に作られたという本体設計とあわせ、快適な装着感がポイントとのことだ。

 本体のほか、バッテリボックス、iPod/iPhoneコネクタ、鼻用パッド、鼻用アダプタ、USBケーブル、トラベルケースなどが同梱される。

「cinemizer plus」 「cinemizer plus」

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