The Walt Disney Companyがソーシャルゲーム大手のPlaydomを買収するといううわさが現実になった。Disneyは米国時間7月27日、株式市場終了後に声明を出し、Playdomを5億6320万ドルで買収する意向と、アーンアウトが最大2億ドルになる可能性があることを発表した。
同社社長兼最高経営責任者(CEO)であるRobert Iger氏は声明で、「われわれの創造性豊かな資産、人材、そして、Disney、ABC、ESPN、Marvelといった世界的に有名なブランドに、Playdomの優秀なチームと能力を加えることにより、強力な成長の可能性がもたらされると考えている」と述べた。
カリフォルニア州マウンテンビューを拠点とするPlaydomは、「Social City」「Sorority Life」「Bola」といった人気の高いソーシャルゲームを開発している。これらのゲームは、FacebookやMySpaceなどのソーシャルネットワーキングプラットフォーム上に構築されている。声明によると、Playdomのゲームの月間プレーヤー数は4200万人であるという。
Playdomのライバル企業であるPlayfishは2009年末に、約3億ドルでElectronic Artsに買収された。それよりも規模の大きいライバル企業であるZyngaは独立を保っており、株式公開しそうな企業の候補であるとうわさされている。
Disneyは、2007年に3億5000万ドルで買収した子供向け仮想世界「Club Penguin」も保有している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」