米IBMは、ネットワークセキュリティのリスクを未然に予防できるよう支援する、新しいセキュリティアプライアンスファームウェアを米国時間の7月15日に発表した。
発表されたのは、侵入防止機能にデータセキュリティとウェブアプリケーションセキュリティを統合し、より速く正確なセキュリティ保護のために最適化したIPSアプライアンスである「IBM Security Network IPSソリューション」の新ファームウェア。アプライアンスには、IBMのセキュリティソフトウェアがプリインストールされている。ゼロデイ攻撃からの保護にも対応する高度なセキュリティ機能を有し、被害の発生前に脅威を検知できるという。
また、IPSを管理する新しい統合プラットフォームからは、ネットワーク脅威を検知し、阻止できる「Virtual Patchテクノロジー」、クライアントアプリケーション保護、データセキュリティ、ウェブアプリケーション保護、アプリケーション制御などの、さまざまなネットワークセキュリティ機能を管理できる。これらの機能を1つのプラットフォームに統合することで、企業は自社ネットワークをより簡単に管理し、保護できるとしている。
また、セキュリティの不具合に対応するため緊急パッチを適用する場合、ユーザーが最新のセキュリティアップデートに直接アクセスし、ベンダーからのパッチ適用を待たずに脅威を阻止できるという。
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