経済産業省は、2009年のEC市場の実態をまとめた調査結果を公表した。2009年に取り引きされた消費者向けのEC市場は、6兆7000億円に達したという。
経産省のまとめによると、2009年のEC市場規模は前年比10%増の6兆7000億円。個人向け商取り引き全体に占めるEC化の割合は2.1%で、前年の1.8%から0.3ポイント上昇した。
また、17.8%の消費者が「過去1年間に外国のECサイトで買い物をしたことがある」と回答。利用率は中国の48.1%、韓国の29.4%、米国の25.4%など諸外国に比べて低いものの、前年の8.9%から大幅に増加した。国別では「米国サイト」が13.7%で最も多かった。
一方、日本の消費者が過去1年間にECサイトでトラブルに遭遇した割合は31.7%。この数値は今回調査を実施した7カ国(米国、英国、ドイツ、フランス、中国、韓国)の中でも極めて低く、最も高かった韓国(78.8%)、中国(68.7%)に比べて半分以下の割合となった。
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