サンフランシスコ発--Googleは米国時間7月20日、「Google Images Search」の新しい外観を公開した。最初の検索結果ページに最大1000個の画像が表示されるようになり、また、画像ベースの新しい広告フィーマットが実装されている。
Googleの検索製品およびユーザーエクスペリエンス担当バイスプレジデントを務めるMarissa Mayer氏は、Google Images Searchのメジャーアップデートは2001年以来初めてと、同社のサンフランシスコのオフィスで開かれた報道陣向けの説明会で述べた。新しい外観は、検索している画像にたどり着くまでのクリック回数を減少し、検索結果をクリックすることなく特定の画像に対する詳細情報を提供することを目的として設計されている。
Google Images Searchでは、「Yellowstone」のような基本的な検索に対し、単一のページに最大1000個の画像を返すようになる。求める画像を探してページをスクロールするには、「infinite scroll」(無限スクロール)と呼ばれるものを使用する。Googleの検索製品担当ディレクターを務めるBen Ling氏は、特定の画像上にマウスを置くと、ポップアップして画像が存在するURLなどの情報を表示するサムネイルプレビューも構築したと述べた。
ビジネス向けの情報としては、Google Images Searchページ上の広告主は、テキスト広告に画像を挿入できるようになるとGoogleは発表した。画像を挿入すれば、広告はより適切で目を引くものとなり、より多くのユーザーが広告をクリックするようになって、Googleの広告主のトラフィックの増加と、Googleの売上高増加につながるというのが、その狙いである。
現時点でこの新しいインターフェースが利用できるのは、Google画像検索のユーザーの約10%である。今後1週間のうちに、残りのユーザーに対しても提供される予定である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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