Appleが、カナダを拠点とするマッピング企業Poly9を買収したと報じられている。これで同社とGoogleとの競争はさらに激しくなるかもしれない。
AppleInsiderは米国時間7月14日、フランス系カナダ向けニュースサイトcyberpresse.caの記事を引用し、AppleがPoly9を買収して、すでにその従業員の大部分をカリフォルニア州に移したと報じた。多くの企業は買収された場合、自社のウェブサイトにメモを掲載するものだが、Poly9のサイトは14日午前の時点でオフラインになっているようである。
米CNETはAppleに連絡をとったが、今回の買収について直ちにApple関係者らの確認を得ることはできなかった。
Poly9はこれまでに、Microsoft、Yahoo、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)、MSNBCなどの大規模組織と連携してきた。Appleが同社の技術で何をするつもりなのかは明確ではないが、「Poly9 Globe」のデモはまだSkypeで参照することができる。
Poly9は、Appleがこの10カ月間で買収した2件目のマッピング企業になる。Appleは2009年10月、「Pushpin」という地図APIを開発し、「Google Maps」のような地図サービスを提供していた企業Placebaseを買収している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス