「iPhone 4」に対する批判が噴出する中、「モバイルに関する話題の専門家」を自称する電磁気エンジニアがAppleを擁護した。この人物は、AppleのiPhone 4が直面しているアンテナ問題に関してConsumer Reportsが行ったテストは、真に科学的なものではないと主張している。
現在はテクノロジ分野のブロガーで、TowerGroupのリサーチ担当グローバルヘッドとチーフアナリストを務めるBob Egan氏の主張によれば、人気の高い独立消費者保護団体であるConsumers Reportsが、iPhone 4の購入は推奨できないと結論づけた同団体の調査結果は、本質的な欠陥を数多く抱えており、科学的な調査と見なすことは難しいという。
Egan氏は、「結局のところ、わたしがそれらの報告書を読む限り、Consumer Reportsは多くのブログサイトと同じように、きちんと管理されていない非科学的な実験を行ったにすぎない」と書いている。
さらに同氏は、電波強度の変動と通話切断に関して、もしAT&Tにもその責任の一部があるのだとしたら、これはAppleだけの問題なのだろうかと疑問を呈している。電波強度の変動と通話切断については、Appleの問題を扱うあらゆるテクノロジウェブサイトでブロガーが絶えず話題にするようになっている。「アンテナブリッジを指で覆うことによって、アンテナの性能が落ちているのか、それともレシーバ自体の性能が落ちているのか、ということも判明していない」(Egan氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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