Fringe81(旧:RSS広告社)は7月13日、東京大学との産学連携を発表した。自動広告生成、配信プラットフォーム「iogous(イオゴス)」の最適化アルゴリズムを、東京大学情報理工学系研究科と共同で開発する。
iogousは、Fringe81が開発した「クリエイティブ・オプティマイゼーション」技術を利用し、広告を自動生成、配信するプラットフォーム。キャッチコピーやメインビジュアル、ロゴなどのデータを蓄積し、ユーザーのクリック率などを学習することで、クリック率の高い広告を自動的に生成、配信するという。
今回の産学連携では、Fringe81スマートアド事業部ビジネスプロデューサーの山田順子氏を研究員として東京大学に派遣。同大学の准教授である鹿島久嗣氏とともにデータ解析や最適化に関するアルゴリズムを共同開発し、iogousのパフォーマンス向上を目指す。
今後は、(1)ユーザーに提示する広告デザインをリアルタイムに最適化する(2)クリック状況のデータから、集客率の高いバナー広告の特徴を抽出する――の2つの技術について研究開発を進めるとしている。
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