KDDI研究所は7月12日、携帯電話を使ったストレス測定アプリを開発したと発表した。
同アプリでは、携帯電話と市販の耳クリップ型脈拍センサ、専用の脈拍センサBOXを使ってストレスを測定できる。脈拍センサBOXが脈拍センサからの信号を音声信号に変換する。脈拍の変動や間隔の揺らぎをもとにストレスレベルを測定して表示する仕組みだ。測定時間は2分半となる。
実験データは、東京大学先端科学技術研究センターの指導のもと解析。ストレス測定方法の1つである唾液アミラーゼ法と比較して有効性を確認できたとしている。
KDDI研究所によると、具体的な提供開始時期は未定という。提供にあたり脈拍センサBOXは、他社と協業して開発するとしている。7月14〜16日に開催する「ワイヤレスジャパン2010」では「Android」携帯端末版を、「国際モダンホスピタルショウ2010」ではBREW版をそれぞれ展示する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス