Googleは時に、世界のすべての情報を整理するという同社のミッションから離れ、世界の情報整理を超えた、芸術家気取りのプロジェクトに乗り出そうとすることがある。
検索大手のGoogleは米国時間7月6日遅く、世界中のYouTubeユーザーからの動画の投稿を募集する映画プロジェクト「Life In A Day」(ある1日の生活)の制作を発表するエントリを同社公式ブログに投稿した。7月24日のある瞬間をとらえたものであることというのが、動画の応募条件である。
これは本格的なプロジェクトである。「運命を分けたザイル」を手掛けた映画監督であるKevin Macdonald氏が「最も説得力のある場面」を編集してドキュメンタリー映画に仕上げる。エグゼクティブプロデューサーは、「ブレードランナー」や「グラディエーター」で有名なRidley Scott氏である。映画は、2011年のサンダンス映画祭で上映される予定であり、場面が採用されたすべての投稿者の名前が「共同ディレクター」としてクレジットに入り、そのうちの20人はプレミアに招待される予定である。
しかし、Googleのブログ投稿では、すべての人が重要であると説明している。「場面が最終的に映画で採用されたかどうかにかかわらず、みんなの動画は2010年7月24日の生活がどのようなものであったかを後世に伝えるタイムカプセルとして、『Life in a Day』チャネルに残る」と製品マーケティングマネージャーのTim Partridge氏は投稿で述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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