Appleは米国時間7月6日、米CNETへの電子メールの中で、開発者のThuat Nguyen氏と同氏のアプリケーションを、ライセンス契約に違反したとして「App Store」から排除したことを明らかにした。Nguyen氏のアプリは先週末に異常なほど売り上げを伸ばしており、同じころに、ユーザーからアカウントがハッキングされApp Storeでのアプリの購入に使われているとの報告が寄せられていた。
Appleは、iTunesサーバへの侵入はなかったとしており、影響を受けたのは「iTunesの1億5000万ユーザーのうち約400ユーザーで、これは全ユーザーの0.0003%以下」だと述べている。アプリのダウンロード時に顧客の機密情報はNguyen氏をはじめとする開発者に渡らないという。
Appleはまた、iTunes Storeに新しいセキュリティ手順を導入したと述べている。ユーザーは6日より、iTunes Storeでの購入時などに、クレジットカードの裏にある番号を以前より頻繁に入力するよう求められるようになるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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