社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は、5月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。前年比56.4%増の薄型テレビや同58%増のBlu-ray Discレコーダーなどがけん引し、10カ月連続で全体の出荷額が前年を上回った。
まとめによると、総出荷額は前年比18%増の2308億円。分野別では、映像機器が1668億円(前年同月比22.3%増)、音声機器が114億円(同5.2%減)、カーAVC機器が526億円(同11.4%増)となった。
また、前年比56.4%増の薄型テレビの総出荷台数は125万8000台。サイズ別では、29型以下が前年比41.4%増、30〜36型が同78.5%増、37型以上が50.3%増と、大型製品が需要を伸ばしている。
一方、前年比58%増と好調な推移を続けるBlu-ray Discレコーダー、プレーヤーに対して、DVDビデオの出荷台数は前年比8.4%減の19万7000台と20万台を下回った。
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