Googleは、オンライン買い物客が小売サイトをより詳細に検索するための新機能を追加することにより、約7カ月前に提供開始したサービスの強化を図っている。
Googleの小売業者向け検索ツール「Google Commerce Search」のバージョン2.0では、小売業者が自分のサイトでの活動をさらに細かく制御可能となり、特定の製品の販売を促進したり、詳細検索に向けてそれらを異なる価格帯に分類したりといったことができるようになる予定である。
Googleはブログ投稿で、同サービスには、ウェブサイトをコーディングすることなくさらにカスタマイズするためのオプションを小売業者に提供し、クエリの自動補完などのツールを提供する新しい商品ダッシュボードが含まれ、買い物客が関連性の高い製品をすばやく検索できるようにすることにより、売り上げ増加を期待することができると述べた。
これらのツールはGoogleのクラウドを利用しているため、レイバーデーの休日に大きなセールを開催する場合などのサイト利用率の急激な増加には、Googleが対処してくれることになる。つまり、一時的なトラフィックの急増を管理するために装置を追加しなければならないと心配する必要はない。
Googleは、Commerce Searchの価格も見直し、10万品目および1000万クエリあたり年間5万ドルから、5万品目および300万クエリあたり年間2万5000ドルに改定した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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