背景画像に関する24時間の実験が14時間経過したところで、Googleのホームページは再び白に戻った。
Googleの検索製品およびユーザーエクスペリエンス担当バイスプレジデントであるMarissa Mayer氏は、google.comの検索バーの下のリンクが消えるという、同氏が呼ぶところの「バグ」が発生したため、同社は予定よりも早く実験を終了したことを認めた。その結果、カラフルだった外観が、非常に簡素なことで有名なGoogleのホームページに戻った。米国時間6月10日の午前にGoogle.comで検索をしたユーザーの多くは、同社の9日のブログ投稿を読んでいなかったようで、ホームページの変更に驚き、戸惑ったらしく、10日のGoogle検索第7位に「remove google background」(グーグル背景削除)がランクインした。
Googleは先週、ホームページの背景にユーザーが独自の画像を設定できるようにするためのオプションを提供開始する予定だと発表した。しかし、Googleは9日夜、同機能をアピールするため、Googleアカウントにログインしたすべてのユーザーに対し、ある画像を強制的に表示した。これは、同画像を強制的に表示する理由に関するGoogleの説明がホームページから消えていたこともあり、Googleの真っ白なデザインに慣れた多くのユーザーには不評だった。
Microsoftの検索エンジン「Bing」を好むユーザーの中には喜んだ人もいる。Bing.comでは、印象的な背景画像が表示され、画像に関する各種検索へのリンクが含まれているという点が、Bingの最も顕著な特徴の1つだからである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」