Twitterは米国時間6月10日、同社が以前共同で作業したことのあるデータ企業Smallthought Systemsの買収を発表した。Smallthoughtは、Twitterが内部で利用していた「Dabble DB」という製品や、その後には、Google Analyticsのデータを分析する「Trendly」という製品を開発している。
買収金額は明らかにされていない。
TwitterのKevin Weil氏による今回の発表に関するブログ投稿では、「Smallthought Systemsはわれわれの分析チームに加わり、Trendlyの概念をわれわれの現行ツールに統合すること、そして、われわれの将来の商業パートナーに向けた革新的なリアルタイム製品を構築することに力を注ぐ予定である」と記されている。
最後の部分は重要だ。Twitterが大々的に推進するビジネスモデルでは、「Promoted Tweet」広告を中心に掲げているが、同社は引き続き、有料企業顧客向けのビジネス分析の「ダッシュボード」を構築したいと考えている。TrendlyなどのSmallthoughtの製品は、その構築に役立つだろう。また、Smallthoughtの社員はTwitterに加わる予定である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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