UPDATE Appleの最高経営責任者(CEO)Steve Jobs氏が米国時間6月7日、「Worldwide Developers Conference(WWDC)」で行った基調講演はさほど大きな衝撃ではなかった。というのは、「iPhone」向け最新OSの新機能については、Appleがすでに4月にはその一部を紹介していたからだ。とはいえ、Jobs氏は、新名称の「iOS 4」を発表するとともに、この新しいOSには1500もの改良点があると強調した。
新名称:Appleは新しいOSを「iOS 4」と名付けた。iOS 4は、iPhoneだけでなく「iPad」と「iPod touch」でも使用されるためだ。
マルチタスキング:ようやく、複数のアプリケーションを同時に実行できるようになった。これには、サードパーティー製のアプリケーションも含まれる。
電子メール:iOS 4では、複数のメールアカウントからのメールを、統合された1つの受信ボックスで受信できる。また、メールのやり取りをスレッド形式で表示することができ、それを一度に削除することも可能だ。
アプリケーション用フォルダ:1つのアプリケーションを別のアプリケーション上にドラッグすることで、フォルダを作成できる。これは、アプリケーション用ランチャーのようなものが作成できる便利な方法だ。フォルダの名前は変更可能で、アプリケーションをフォルダ上にドラッグすれば、いつでもいくつでも加えられる。
カメラ用ソフトウェア:カメラのハードウェアの解像度が3メガピクセルから5メガピクセルに向上したのに伴い、内蔵のソフトウェアが5倍デジタルズームと、タップによるフォーカス機能に対応した。
HDビデオ撮影:iOS 4の新機能として、毎秒30フレームで720pのHDビデオを録画できるようになった(LEDフラッシュを点灯させた状態でのHDビデオ撮影も可能)。iPhoneからワンクリックで共有できる。
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