日産自動車は5月31日、「エコ運転診断」機能を世界で初めて開発したと発表した。この機能は、同日からディーラーオプションとして発売する日産オリジナルナビゲーションシステム全5機種に採用される。
エコ運転診断の判定アルゴリズムには、同社が独自に開発した燃費理論モデルを採用した。ドライバーの実走行に基づく理論燃費と同社テストドライバーの理想燃費を比較し、ドライバーのエコドライブ達成度を得点で評価するというもの。
これにより、車種や走行環境の異なるドライバー同士でも公平に得点を競い合うことが可能になる。走行時のドライバーの運転行動を得点化する仕組みは世界初という。本機能の搭載により、運転シーン別のエコドライブレベル得点を表示する「エコスコア」、エコドライブの実践をサポートするメーター機能「エコ運転度」などをカーナビ上で確認できる。
同社では今後、本機能を利用したエコドライブ診断試乗会を自治体などとの連携で実施するほか、販売会社において販促に活用することも検討しており、エコドライブの普及に向けて積極的に取り組んでいくとしている。
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