日本でもミクシィがmixiアプリに続くプラットフォームを計画中とのことだが、ゲームを中心にして、この1年で急速な拡大を見せたソーシャルアプリ市場に、さらに新しい動きが生まれてきそうで楽しみである。
だがその一方で“Facebook疲れ”についても話を聞くことがあった。ティーンエイジの子供を持つ友人が「子供がFacebookをやめた」というのだ。両親や祖母らと同じネットワークにいるのが“監視されている”と感じる、アップデートに疲れるといった理由があったそうだ。
iStrategyLabsのレポートによると、2010年1月時点における米国のFacebookユーザーは、35〜54歳が29.0%、次いで18〜24歳が25.3%となっている。2009年1月時点では18〜24歳が全体の40.8%を占め、35〜54歳が16.6%となっていることも、この1年での大きな変化である。
もちろん構成する世代が変化したものの、どの世代でもユーザーが増え続けている。Facebookはすでに世界で4億人、米国だけでも1億人がアカウントを持つ巨大サービスとなっている。そのため、友人の子供のように利用をやめているケースはまれなのかもしれない。
しかし、本当にFacebookがすべてのネットユーザーに利用されるようなサービスに成長するためには、強制的に全員が使わないといけないような仕組みか、あまり活動したくないタイプのユーザーにもベネフィットとなるような仕組みをさらに考える必要があるのではないだろうか。
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