衛星放送ネットワークのDish Networkは、少し異なる方法で統合に取り組む予定である。同社は、任意のGoogle TV機器をHDMI経由でDish Networkレシーバに接続し、Google TV検索機能を利用してDishコンテンツやウェブコンテンツを検索し、Dish DVRに保存することができると述べている。Dishは、2010年秋に、同社のすべてのHD DVRレシーバに対し、ソフトウェアをアップデートする予定であると述べている。
ただし、これを可能とするには、Dishの顧客は新しいボックスの購入が必要になると、Dish Networkの最高経営責任者(CEO)であるCharlie Ergen氏は述べた。ソフトウェアが、グラフィックス用の専用ハードウェアアクセラレーションを搭載した特殊なIntelの「Atom」プロセッサを必要とするからというのがその主な理由である。
Logitechも、「コンパニオン(companion)」ボックスと同社が呼んでいる、Google TVを稼働する機器を発表した。これは、任意のHDTVに接続可能なセットトップで、ユーザーは、TiVo、Comcast、Time Warnerなど、他の任意のチャネルサービスのセットトップボックスにおいてGoogle TVを利用できるようになる。
これらの製品以外にも、注目すべきは、今回の発表がソニーとGoogleの間における新しい提携の始まりであるということだ。両社は、テレビとセットトップボックス以外に、ホーム、モバイル、パーソナルテクノロジにおける、Androidと他のソニー機器のより広範囲な統合を計画している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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