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EMCジャパン、データセンター間の分散ストレージ連携を可能にする「VPLEX」発売

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 EMCジャパンは5月19日、遠距離間の異機種混在ストレージ環境にあるデータセンター同士を連携できるストレージ新製品「EMC VPLEX」(以下、VPLEX)の販売を開始した。

 新製品は「VPLEX Local」「VPLEX Metro」から構成される。両者には「フェデレーション」と呼ばれる、分散ストレージ連携技術が組み込まれており、物理ストレージの境界を越えて遠距離間で情報リソースを透過的に共通プール化している。これにより、システムを停止させず、大量のデータをアプリケーションと連動させながら、データセンター内の異機種混在のストレージ間、データセンター間で、必要に応じて再配置できるという。

 「VPLEX Local」は、データセンター内異機種混在ストレージ間での無停止かつ透過的なデータ移動が可能で、最大4個のVPLEXエンジン(ダイレクタ8台)からなるクラスタを1つ構成でき、最大8000個の仮想ストレージ・ボリュームをサポートする。

 「VPLEX Metro」は、異機種混在ストレージ環境のデータセンター間(最大100km)で、無停止かつ透過的なデータ移動および同時アクセス、共有、負荷分散ができる。VMware VMotion、Microsoft Hyper-V、Oracle VM 2.2などの仮想化環境下において、仮想マシンやワークロードの透過的な移動をサポートするという。それぞれ最大4個のVPLEXエンジンからなるクラスタを2つ構成でき、最大1万6000個の仮想データボリュームに対応できる。

 VPLEXでは、フェデレーションにより、企業が利用可能な分散インフラ全体にわたるリソースの最適化や、自然災害による被害を防止するため、オンデマンドでアプリケーションとデータを遠距離のデータセンターへ退避させることが可能になるという。また、データセンター間に分散したストレージボリュームを単一ローカルボリュームとして構成することで、複数のデータセンターのサーバから一貫性のあるデータへの同時アクセス、共有、ワークロードの動的負荷分散を実現したとしている。

 価格は「VPLEX Local」が929万円から。「VPLEX Metro」(2サイト分)は1726万円から。いずれも10テラバイトの仮想ボリューム管理用永続ライセンスを含む。

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