日立システムアンドサービス(日立システム)は、同社の情報・知識共有基盤「InWeave」シリーズとして「InWeave Collaboration Ver 2.10」を発表した。5月20日から販売を開始する。
InWeave Collaboration Ver 2.10では、フィードの収集、検索、参照などができる機能を新たに付加した。「テーマ機能」を利用すると、特定のウェブサーバやファイルサーバ、グループウェア、データベースからフィードを収集し、テーマごとにメンバーで共有できる。また、「新着一覧表示機能」では、テーマ内に登録されたフィードの新着情報を表示できる。
そのほか、有益なフィードに目印を付けてメンバーに参照を促す「クリップ機能」、情報の補足やQ&Aなどのためにフィードにコメントを付与する「コメント機能」などが搭載されている。また、投稿者や閲覧者の権限設定が可能な業務向けグループブログ機能の投稿履歴を表示でき、個人の知識やノウハウを把握する「Know-Who」の機能を備えているとする。
日立システムでは、これらの機能により「ウェブサーバやファイルサーバなどから最新情報を収集し、社内SNSの蓄積情報に加えて、社内外の情報を一元的に活用できる」とする。InWeaveシリーズについて、製品とソリューションを含め、2012年度までに約10億円の販売を目指すという。
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