リコーは5月7日、ユニット交換式カメラシステム「GXR」の専用カメラユニットとして、「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」を発表した。光学10.7倍の広角・高倍率ズームを搭載し、RAW静止画で約5コマ/秒の高速連写ができる。6月上旬に発売する。
RICOH LENSP10 28-300mm F3.5-5.6 VCは、広角28mmから望遠300mmの高倍率ズームレンズを搭載し、ワイド撮影から、望遠撮影まで幅広く対応する。ズームレバーを押し続けると高速ズームに変化するズーム機能を装備した。
情報量が多く、撮影後の画作りに自由度が高いRAWモードで、最大約5コマ/秒の高速連写を実現。超高速連写なら最速約120枚/秒(640×480ピクセル)の撮影が可能だ。また最短約3秒間で15枚を連続撮影するM連写プラス「Low」や、約0.9秒間で26枚を連続撮影する「Hi」も搭載した。
裏面照射型CMOSセンサを採用し、さらにこのセンサが出力した信号にいち早くノイズを処理するノイズリダクション機能の搭載により、解像感や階調特性、彩度を損なうことのない自然な高画質を実現したとのことだ。暗いシーンでの撮影において高い画質性能を発揮する。
さらに、1280×720ピクセルのHD動画撮影機能や、人の目で見た印象と近い画像の記録が可能な「ダイナミックレンジダブルショットモード」機能、マクロ撮影機能など、多彩な機能を備えている。
価格はオープンだが、店頭想定価格は3万円前後。またGXRとのキットは5万円前後の見込みだ。
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