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報道機関グループ、「iPhone」プロトタイプ流出事件の裁判所記録開示を求める

文:Greg Sandoval and Declan McCullagh(CNET News) 翻訳校正:編集部2010年05月06日 13時10分
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 バーでApple製「iPhone」のプロトタイプらしきものを発見した21歳のシリコンバレー住民の担当弁護士は、本件の捜査に関する裁判所記録の開示を求めるCNETなどの報道機関の要請を拒否する見通しだ。

 Associated PressやBloomberg News、Los Angeles Times、Wired.comも含むメディア連合は、約2週間前に捜索令状を取得する際に使用された捜査官の宣誓供述書の開示を裁判所に要請するために、7ページの法律文書を作成した。サンマテオ郡裁判所で太平洋夏時間5月6日午後2時に審理を開くことが暫定的に決定された。

 サンフランシスコのK&L Gatesの刑事事件専門の弁護士で、問題のiPhoneプロトタイプの拾い主であるBrian Hogan氏の弁護を担当しているJeff Bornstein氏は、記録開示要請を拒否する意向を示している。その理由や根拠は明らかにされていない。サンマテオ郡の検察局は本件の全記録を非公開にするよう判事を説得したが、その命令自体も秘密にされているようだ。

 メディア側の文書は次のような内容だ。「ここで問題となっている捜索令状に関する記録は、憲法の下で報道機関および国民にアクセス権が認められている裁判記録だ。そして、これらの記録を非公開にする命令は非公開措置に必要な手続き上の条件や実質的な条件を満たしていなかったし、満たしていたはずがない。従って、記録の非公開を求める命令は無効かつ違憲であるため、取り消されるべきだ」(California Newspaper Publishers Associationとカリフォルニア州に拠点を置くFirst Amendment Coalitionも文書に名を連ねている)

 カリフォルニア州パロアルトのNolan, Armstrong & Bartonの刑事事件担当弁護士で、Gizmodoの編集者Jason Chen氏の弁護を担当しているThomas Nolan Jr.氏は、メディアからの要請を拒否しない考えだ。宣誓供述書と関連文書の開示を求めるメディアグループの要請に反対する意思があるかどうかサンマテオ郡の検察に問い合わせたが、すぐには回答を得られなかった。

 これらの文書を開示すると、4月のJason Chen氏宅の捜索にシールド法の適用が検討されたかどうか、そして、Gizmodoの親会社であるGawker Mediaに雇われているブロガーを正当なメディア機関の一員と見なしたかという問題について、検察と上級裁判所判事のClifford Cretan氏の検討の様子が明らかになる可能性がある。

 カリフォルニア州法では、捜査令状は判事による署名後、10日以内に「裁判記録として国民に開示」するよう定められている。5月3日が署名から10日後に当たる日だった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ

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