またもやAppleによる買収が明らかになった。
アプリケーション開発企業Siriが米国時間4月28日、Appleに買収されたことを認めたと、Business Insiderのブログが報じている。買収に関する詳細は明らかにされていない。
Siriの主要な製品は携帯機器向け「バーチャル秘書」アプリケーションで、「iPhone」や「iPod touch」のユーザーが声で質問し、商品、サービス、店舗などを探せるというものだ。同社はSRI Internationalの人工知能プロジェクトからスピンオフした企業で、DARPAから資金提供を受けてきた。
同社のiPhone向けバーチャル秘書アプリケーションは無料で、ユーザーは音声もしくは文字で「ロマンチックに食事のできる場所は?」といった質問ができる。アプリケーションは、ユーザーの位置情報、時間、好み、その他の条件に合わせてリクエストを解釈するアルゴリズムを使って回答する。同アプリケーションは2009年7月の「D: All Things Digital」カンファレンスで初めて公開された。
今週明らかになったAppleによる買収はこれで2つ目だ。同社は27日、テキサスに拠点を置くチップメーカーIntrinsityを買収したことを明らかにしていた。こちらの買収額は1億2100万ドルと言われている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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