Evernoteは米国時間4月14日、月額5ドル(もしくは年額45ドル)のプレミアムサービスに利便性を高めるアップデートを実施した。これにより、プレミアム会員の利用できる単一ノートサイズが現行の25Mバイトから50Mバイトへと倍増した。
プレミアム会員にとってさらに利便性が高いのは、ついにバージョン管理が可能になったことだ。バージョン管理は特に文書作成時に重要な機能だ。サイズの大きい重要なデータを扱っているときに、あちこち削除した後でやっぱり元に戻したいと思うことはよくある。しかし、これまでのEvernoteでは変更前の状態に戻せなかった。
今回それが可能になったのは、システムが1日に何度か、ユーザーの作業を保存するからだ。これからは(変更した部分があれば)Evernoteが保存した以前のバージョンをすべて確認でき、クリックしてウェブ上で編集するか、ファイルにエクスポートしてEvernoteのデスクトップアプリケーションで開くかすればいい。
注意してほしいのは、その日に行ったすべての変更が保存されるわけではないことと、バージョン管理はEvernoteのソフトウェア版ではなくウェブ版でのみ可能だという点だ。ただし後者の制約は一時的なもので、モバイル版およびデスクトップ版のソフトウェアでも近いうちにバージョン管理が可能になる、と同社は説明している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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