antsは4月12日、同社が提供するコンテンツ配信プラットフォーム「GIZMO RUNTIME(ギズモ ランタイム)」を利用し、ウェブサイトから直接デスクトップガジェットを起動させる「GIZMOバナー」の販売を開始した。
「GIZMO」は、オンラインでコンテンツを配布したい企業向けに、企画やデザイン制作のほか、効果測定などの機能を一括して提供するプラットフォーム。GIZMO RUNTIMEは、プラットフォーム機能を最大限に活用するために、PC内で常駐起動するランタイムだ。2010年3月には月間ユニークユーザー数100万人を突破したという。
今回販売を開始するGIZMOバナーは、GIZMO RUNTIMEが常駐している環境下において、ウェブサイトをクリックするとガジェットが起動するというFlashバナーだ。GIZMO RUNTIMEがインストールされていないPCでは、通常のバナーとして機能する。
antsでは、今後このバナーを企業に対して販売するとともに、GIZMOバナーの掲載を許諾するメディアの数を増やし、企業がガジェットを配布できるアドネットワークの構築を予定している。
またGIZMOバナーの販売と合わせて、TBSディグネットが新広告商品「Tappli」の提供を開始した。Tappliは、同社が運営するキャスティングポータルサイト「タレポタ」に登録されているタレントが、GIZMOバナーを利用して“飛び出す商品PR”を行うというもの。キャスティングから企画、制作、配信までをパッケージで提供する。
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