Parallelsはやはり、仮想化技術を使用してWindows 7への移行を簡単にする製品を発表する予定だ。
このソフトウェアは、Windows XPまたはWindow Vistaを稼働するPC上にあるファイルやプログラムを取り出してまとめ、新規のPCまたはWindows 7にアップグレード予定の既存PCでの利用を可能にする。Windows 7との互換性がないプログラムも、仮想化技術を利用してWindows 7上で稼働できるようにする。このソフトウェアについては、その存在を米CNET Newsが米国時間4月7日に報じていた。
製品の名称は「Parallels Desktop Upgrade to Windows 7」で、5月に発売の予定。希望小売価格は高速USBケーブル付きで49ドル、同ケーブルなしで39ドルになるという。
Parallelsの最高経営責任者(CEO)Serguei Beloussov氏は「Windows 7に問題なく移行したいと思う一方でそのプロセスに圧倒されているWindows XPおよびVista利用者に対し、Parallels Desktop Upgrade to Windows 7は、シンプルかつ安全なソリューションを提供する」と声明で述べた。「既存のPCを買い換える場合、または、新しいPCへと移行する場合、プログラム、ファイル、設定が自動的に移行される」(Beloussov氏)
Parallelsは、米国時間4月8日にパリでMicrosoftが開催するイベントで同製品を発表する計画だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」