キヤノンは4月8日、業務用ビデオカメラで初めて「MPEG-2 フルHD(4:2:2)」のファイルベース記録形式を採用し、高画質なフルハイビジョン映像をCFカードに記録する「XF305」と「XF300」を発表した。6月下旬に発売する予定だ。価格はXF305が80万円、XF300が70万円(いずれも税別)となる。
XF305とXF300は、各種の収差を抑えるUDレンズやUAレンズに加え、Hi-UDレンズなど優れた光学技術を採用。高い解像力と光学式手ブレ補正機能を備えた光学18倍ズームの新設計「キヤノン HDビデオLレンズ」を搭載した。
撮像素子は、有効画素数約207万画素の「キヤノン フルHD CMOS」を新たに開発。映像エンジンには「DIGIC DV III」を搭載した。
これらの最新技術により、中心解像度1000TV本以上の優れた描写力を実現。幅広い業務用途に効率良く対応するため、記録メディアにはCFカードを採用しており、カードスロットは2つ搭載している。
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