社団法人電気通信事業者協会(TCA)は4月7日、2010年3月末時点の携帯電話およびPHSの契約数を発表した。ソフトバンクモバイルが、3月31日に第2世代携帯電話サービス(2G)を終了した影響で、大きく加入者数を減らした。純増数1位はNTTドコモだった。
3月末時点の携帯電話の契約数は、前月比0.6%増の1億1218万2900件。このうちモバイルIP接続サービスを契約しているのは、9323万7500件だった。
事業者別契約数では、NTTドコモが38万9600件の純増で5608万2100件、2in1は4800件純増の44万2100件だった。auを展開するKDDIは、30万5200件の純増で3187万2400件。イー・モバイルの契約数は、純増数9万4300件で235万1800件となった。これに対し、ソフトバンクモバイルは、12万1400件純減の2187万6600件、ダブルナンバーは1100件純増の3万6600件となっている。
各社の純増数のうち、通信モジュールはNTTドコモが3万200件、KDDIが2万4300件、ソフトバンクモバイルが9万4600件となっている。また、IP接続サービス契約の純増数については、NTTドコモのiモードが24万200件、KDDIのEZwebが25万9900件、ソフトバンクモバイルのYahoo!ケータイが5万1700件。イー・モバイルのEMnetは1100件の純減になった。
ウィルコムが提供しているPHSの契約数は、前月比1.4%減の411万2500件。UQコミュニケーションズは契約数を3カ月間で8万6700件増やし、累計契約数は15万300件となっている。
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