大手が「iPad」対応アプリケーションを相次いで発表する中でAppleは、大々的に宣伝している電子書籍アプリケーション「iBooks」の提供を「iTunes App Store」で開始した。iPadユーザーはiBooksを使って多数の電子書籍にアクセスし、整理することができる。iBooksは「iPhone OS」上で動作するが、システム要件ではiPadのみで利用可能となっている。
Amazonの「Kindle for iPhone」は2009年にリリースされ、iPad対応も発表されたばかりだが、iBooksはKindle for iPhoneのApple版と言える。iBooksにはイラスト入りの「クマのプーさん」が付いていて、書体は5種類から選択でき、フォントサイズも変更可能だ。また、快適に読める明るさにバックライトを調整することもできる。
これらの機能に加え、「iBookstore」にアクセスしてダウンロードしたり、ビルトインの検索エンジンで語句を探したり、重要な箇所をブックマークしてハイライト表示したり、選んだ一節をビルトインのテキスト読み上げ機能を使って聴いたりできる。また、デジタル著作権管理(DRM)フリーであれば、ePubフォーマットの書籍を「iTunes 9.1」以降のソフトウェアを使ってインポートできる。
iBooksを利用するための要件は次のようになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」