[ウェブサービスレビュー]三日坊主を防止する、日次タスク限定の管理サービス「Task Rise」

Task Rise
内容:「Task Rise」は、毎日やらなくてはいけないタスクを登録し、できたら○、できなかったら×を入力していくという、日次タスクに限定したタスク管理サービスだ。「1日1冊読書」「腕立て伏せ100回」など、習慣化したいタスクを登録して日々チェックするのに向いている。
  • 「Task Rise」メイン画面。日々しなくてはいけないタスクについて、実行できたら○、できなければ×をマウスクリックで記入していく。達成の度合いは点数に換算され、下段にグラフ表示される

 今回紹介する「Task Rise」は、毎日やらなくてはいけないタスクを登録し、当日中に実行できれば○、できなければ×を記入していくタスク管理サービスだ。具体的には、「1日1冊読書」「腕立て伏せ100回」といった目標であったり、あるいは「犬の散歩」「ゴミを捨てる」といった習慣化すべきタスクなど、三日坊主になっては困る日次タスクを登録することが前提とされる。

 一般的なタスク管理サービスのように、都度発生するタスクを記入して完了したら消すといった性格のサービスではないため、タスクに優先順位をつけて並び替えたり、締切日を設定したり、カレンダーサービスと連携させるといった機能はない。また、携帯電話との連携も考慮されていない。思いついたらどんどんタスクを追加していくといった使い方をするわけではないため、こうした機能の違いは妥当だろう。

  • 個々のタスクの表示画面。実行できなかった日があるとポイントはマイナスになる。グラフがどんどん上昇していれば、日次タスクがきちんと習慣化できていることになる

 操作はタスクの記入を除き、マウスクリックのみでできるため、使い勝手はなかなか良好だ。達成の度合いによってグラフが作られるため、日々どのくらいの割合でタスクが習慣化できているかをひと目で理解でき、モチベーションの向上にもつながる。タスクは色分けも可能なので、種類別に分類することも可能だ。どこをクリックしたらどの画面が表示されるのかがやや分かりにくいのが、難点と言えば難点だろうか。

 実際に使った限りでは、タスク管理サービスよりもオンラインカレンダーに近い性格を持っていると感じるが、実行の有無を表形式で記入していけること、さらにグラフで達成の度合いを表示できることが目新しい。毎日繰り返すタスクだけではなく、週に1回のタスクや、月のある特定の日に実行すべきタスクを登録できるようになると、さらに利用の幅が広がりそうだ。ほかのタスク管理サービスやカレンダーサービスとの使い分けをおすすめしたい。

  • タスクの一覧。ドラッグして並び替えることも可能

  • 個々のタスクの登録画面。注釈を記入したり、色分けをすることも可能だ

  • カレンダー表示モードも用意されており、特定の日にタスクをきちんと実行できていたかをあとから振り返ることができる

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