The Wall Street Journal(WSJ)の米国時間3月10日付け記事によると、Verizon Wirelessの幹部が、初めての4G携帯電話は2011年中頃に利用可能になる可能性があると述べたという。
Verizon Wirelessの最高技術責任者(CTO)であるAnthony Melone氏は同氏の予測として、Verizonが商用4Gネットワークのローンチ後、3〜6カ月以内に4G機能を備えた携帯電話を提供可能になると見込んでいるとWSJに対して述べた。これは、従来の見通しよりも6カ月ほど早い。
Verizon Communicationsのエグゼクティブバイスプレジデント兼CTOであるDick Lynch氏は2月にバルセロナで開催されたGSMAのMobile World Congress(MWC)で、Verizon Wirelessは2010年末までに米国内にある25〜30の市場でサービスをローンチする方向に受けて順調に進んでいると述べた。Long Term Evolution(LTE)と呼ばれる技術を使用するVerizon Wirelessは現在、同技術のテストで最終段階、すなわち「Phase 4」に入っている。Verizon Wirelessは、700MHz帯オークションで落札した周波数帯を使って、同社の新しい4G無線ネットワークを構築している。
Verizon Wirelessはボストンやシアトルといった都市で実施しているテストを終えた後、数カ月以内に商用展開に着手し始めることが可能になるだろう、とLynch氏は述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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