Forrester Researchによれば、米国および西欧におけるオンライン小売業は、今後5年間で2桁成長を続けることになるという。
米国時間3月8日に発表された「US Online Retail Forecast, 2009 To 2014」と題するリポートは、米国内のオンライン小売事業が2014年までには2490億ドルに達して、10%の年間成長率を続けると伝えている。一方、同じくForrester Researchが8日に発表した「Western European Online Retail Forecast, 2009 To 2014」と題するリポートでは、西欧におけるオンライン小売業が、今後5年にわたって11%の年間成長率を維持して、2014年までには1140億ユーロ(1557億ドル)に達することになるという。
2009年も消費者が経済不況のあおりを受けた中で、米国内で1億5400万人がインターネットで物品を購入しており、前年比で4%の増加となった。これにより、オンライン小売業の売上高は1552億ドルを記録し、前年比で11%増加したと、Forrester Researchは発表している。好調だったホリデーショッピングシーズンが、年間を通じた売り上げの増加を支えたと、多くの市場アナリストが分析した。
米国においては、これまで最も好調であり、今後もオンラインでの販売増が期待される小売分野として、アパレルやフットウェア、アクセサリなどの衣料品と家電製品、そして、ハードウェア、ソフトウェア、周辺機器などのコンピュータカテゴリが挙がっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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