三洋電機は3月8日、充電池「eneloop」シリーズに、繰り返し使用回数2000回を実現した「eneloop lite」を追加した。
発表されたのは、単3形2個入りパックの「HR-3UQ-2BP」(価格:780円)と、単4形2個入りパックの「HR-4UQ-2BP」(価格:640円)の2種類。6月22日に発売する。
eneloop liteは、電池容量をeneloopの1900ミリアンペアから950ミリアンペアに減量することで、軽量化、短時間充電などを実現した充電池のエントリーモデル。使用時間はeneloopに比べ半分程度になるが、電池材料の見直しや長寿命化技術により、繰り返し使用回数を2000回(eneloopは約1500回)へと向上させたという。
使用時間の目安は、デジタルカメラの撮影で約230枚、懐中電灯で約2.5時間、音楽プレーヤーの再生で約15時間とのこと。三洋電機では、出力特性の低い、リモコンや懐中電灯などの電源に最適としている。また、重量が単3形でeneloopの27gに比べ、eneloop liteは19gと軽いため、乾電池利用できるデジタルカメラなどの軽量化にも役立つという。
購入後や充電から3年後でもすぐに使える自然放電抑制技術はそのまま継承。eneloopと区別がつきやすいよう、メタリック感のあるライトブルーをボディカラーに採用したほか、小さめのロゴタイプを配した。
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